ウェブデザイナーがWordPressでブログを書くべき5つの理由

2019年7月26日

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ウェブデザイナーのraccoonicoです。

グラフィックデザイナー5年、ウェブデザイナー5年を経てフリーランスデザイナーとして活動しています。

ウェブデザイナーといってもスキルは人によってマチマチですが、今回は「Web制作会社で見た目のデザイン(コーディングを含む)をしている人」におすすめの内容です。

サーバーの設定について知ることができる

ブログを書くにはサーバーを契約して、コンテンツをアップロードしなければなりません。大規模な案件ではバックエンドエンジニアは別にいて、ウェブデザイナーがサーバーを触ることは多くないと思います。

しかし、サーバーの契約を自分でして、管理画面からもろもろの設定をすることでサーバーについて自分でも理解を深めることができます。また、小さめの企業のホームページなどは自分でも契約を代行できるようになるため、受けられる案件の幅も広がります。

アクセス解析について知ることができる

アクセス解析についても、会社所属ではウェブマーケターやディレクターが見ることが多いため、ウェブデザイナーが直接数字に触れられる機会は多くありません。しかし、デザインをするためには「どういったデザインなら数値が上がるのか、どういったUIがコンバージョンを上げる/下げるのか」といった視点が必要になります。実際に自分のブログのアクセスを解析することで、ロジカルな発言ができるようになり、会議での発言力も増すことができます。

WordPressの仕組みに詳しくなる

一般的にウェブサイトは、何かしらの方法で更新し、運用する必要があります。その際、HTML / CSS / JavaScript の知識だけでは難しくなってきます。

サイト制作に最も使われているWordPressを使用した自分のブログを持っておくことで、制作時のノウハウがたまるのはもちろん、WordPressの最新仕様もキャッチアップできるため、クライアントへのアドバイスもスムーズになります。

情報収集の癖がつく

日々の業務に追われてしまうと、ウェブ業界にいるのに、ウェブの情報に日々触れ続けるのが億劫になることもあるかと思います。

ブログを運用していれば、記事を書くための下調べに常に最新情報に触れる癖がつき、情報をしっかりと自分のものにすることができます。

転職に有利になる

以上のようなことを実践していると、社内での自分への信頼度も上がり、会議での発言力が増したり、ディレクターへのステップアップのきっかけになるかもしれません。

そして、ブログ自体がポートフォリオとなっていくので、転職時に有利になることは間違いないです。(さらに言うと、ブログ運営していく中で知り合う人から転職のきっかけになるようなお話をいただくこともあるかもしれません。)

まとめ

以上、「会社員ウェブデザイナーがwordpressでブログを書くべき5つの理由」でした。

私自身、昔勤務していた制作会社が風通しが良くなく、ディレクターから「見た目をこのように作ってくれ」という指示が降りてきてクライアントにヒアリングできる機会も無い…というような環境にあったことがありました。

その状況を打破すべくいろいろと勉強をしたのですが、勉強はインプットだけでは駄目で、アウトプットが大切だなあと強く感じました。

もし、同じように悩んでいるウェブデザイナーの方がいらっしゃったら、まずはブログをはじめてみてはいかがでしょうか? ^ ^